塗装工事・施工実績

H様邸 外壁塗装工事

スタイリッシュなコンクリート打ち放しの戸建

コンクリート打ち放しの部分は初めての塗装工事でした。
こちらは相見積の案件で、塗装や防水の必要箇所や見える箇所に応じて施工方法を変え、お客様のご予算に合わせてご提案をさせていただきました。
他社では、打ち放しに近い色を塗装できるとのご提案でしたが、弊社ではコンクリート打ち放しの良さを引き立たせ、さらには改質できるコンクリート再生塗装を使用しています。
お客様にはその良さを知っていただき、採用していただきました。

コンクリート打ち放しの長寿名化に最適な、Sクリートリストア工法で施工を行いました。
劣化したコンクリートを改質強化し、打ち放しの風合いを再現。同時に長期にわたり防水効果を発揮、劣化を防止します。

まずは高圧洗浄機及びブラシ等で施工面のカビや藻などの汚れを落とします。
塗料の密着性をよくするために行います。
外壁に汚れがこびりついた状態で新しい塗料を塗っても、塗料の効果を発揮することができません。汚れた状態の外壁に綺麗な塗料を塗ってもすぐに剥がれてきてしまったり、耐久力を持続させることは難しいので、しっかり高圧洗浄は行いましょう。

コンクリート打ち放しの外壁は塗膜による保護が無いため中性化が進行しやすいです。その結果、水が浸入し黒カビや雨跡、爆裂などが起こります。
爆裂が進行し剥落の危険性が高まる前に、Sクリートアップを塗布し改質強化を行いました。これを塗布することでコンクリート内部深くまで素早く浸透し、中性化の進行したコンクリート、塩害や凍害などでひび割れや微細なクラックが生じたコンクリートも健やかに回復させる事ができます。

また、Sクリートアップは塗膜面を健康に保ち、塗膜の膨れや剥がれの防止に役立ち、下地として用いることができます。


Sクリートカラーはコンクリート打ち放し向けの平均的な薄目のコンクリート色に調色されています。耐候性・退色性・施工性に優れ、コンクリート打ち放しの風合いを損なわず、補修跡などの色違いも自然な風合いで色調整できるのが特徴です。

浸透性超撥水剤も含まれているので防水性能にも優れています。
SクリートアップとSクリートカラーの組み合わせにより防水効果が高まり、構造物の長寿命化を実現します。

専用液体黒顔料を混入し、フェルト材等にてハタキ塗りし、現場での微妙な色調整をおこないます。最後に再度倍希釈した標準色をローラーにて全面に1回塗布して仕上げます。

こうすることでお客様の希望する色、またコンクリート打ち放しの風合いを損なわず、補修跡などの色違いを自然な風合いで仕上げることができます。

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